現在、自分のソロ作品の制作中。
僕のソロ作品は、Calmdownとは全く違った、テクノロジーを駆使(というほど凄いわけじゃないが)したもの。ベーシストとして、バンド活動を始める前は、こちらがメインだった。コンピュータを使ってパフォーマンスしたり、個展の音楽を作ったりと、今とは随分違う世界で活動していた。
以前発表したソロアルバムは、いかに音楽から遠ざかるのかが大きなテーマで、メロディ、コード、リズムという音楽の要素とどのように距離を置くか、楽器的なフレーズをどのような姿勢で排除するかということに注力して制作した。
結果としては、自分でさえとっても聴き難い作品になったが、ひとつの作品を創造しきったという点では、成功かなと思っている。
今回の作品は、前回に比べると音楽寄りの作品になりそうだ。何故なら今回は、いかに音楽の方へ歩み寄るかがテーマだから。自分で弾いたギターのサウンドを沢山使っているし、断片的だけど音楽的なフレーズもある。
夏前から少しずつ作業してたけど、プロデューサー側からギターアンビエントを作って欲しいと言われていたこともあり、どうしても作業が進まなかった。今の僕に、アンビエントというキーワードはピンと来なくなっているから。
先日、アンビエントという制約を無くしても良いことになり、俄然やる気が出てきた。
というわけで、さわやかな秋晴れだったが、出かけずに制作に取り組んでいた。半日、かけて、2時間鳴らしても飽きない4小節の断片が出来た。
自分でも完成が楽しみになってきた。
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