calmdownの8曲目に取り組んでます。
これが難しい! まぁNaoの曲はどれも難しいんだけど。
パッと聴いて、「なんだ簡単じゃないか」と言うミュージシャンがいたら、ホントに凄い実力の持ち主か、同じ音の並びを演奏しただけで「弾けた」と思う勘違いミュージシャンかのどちらかでしょう。
さて、そんなNaoの新曲だけど、取り敢えず指を動かすというレベルでは問題ないけど、気持ちよいテンポを維持するのが大変だ。すぐに走ってしまいそう。
走るって言うのは、基準のリズムよりも先に音を出してしまって、さらに音と音の間隔が短い為に、どんどんテンポが早くなる状態。
世界一複雑なフレーズが演奏出来ても、走ってしまっては単に下手くそという扱いになる。フレーズが小節の前側に固まって、次の小節との間に余白が空いたりしたら最悪。ちょーカッコワルイ!
音色はあまりゴリッとしないようにしないとなぁ。これまた難しい。
俺のベースはバキバキだぜと自慢する人は多いけど、バキバキの音を出す方が簡単なんですよ。必要な低音を出しつつも、軽やかにいかないと。
自分の苦手な感じに出会った時、俺のスタイルじゃないと諦めるのか、猿になって取り組むのかで、大きな差がつくわけだが、ミュージシャンには前者が多いんじゃないかな。
僕の印象では9割近くが前者かなぁ。
テクニックとスタイルは全く別のものだし、テクニックを身に付けたことで崩れるスタイルは、スタイルでさえないと思うんだけど、理論を勉強したら個性が無くなるとか言うミュージシャンが多いでしょ?
Calmdownは、そこら辺を勘違いしているメンバーがいない貴重なバンド。
最初と比べると進歩したけど、まだまだ伸びる余白のあるバンドだと思うので、細部にこだわって突き詰めていきたいな。
ミュージシャン側が、「やり過ぎかな」と思うくらいこだわって、初めてリスナーには「丁度いいな」と感じてもらえるはずだからね。
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コメントをどうぞ♪
うなずける意見ですd(^^*)
演奏が出来るだけじゃ完成ではないですからねヽ(*’-^*)。
これからも難しい曲を作りますので、∃ □ =ノ 勹_〆(・・ )