1月7日のライブは、個人的にはまずまずの出来だったかな。
細かいミスはちょろちょろあったけど、最近はリハーサルだろうがライブだろうが、個人練習だろうが、JB川中の言いつけを守っているからね。
出演するのは2回目のライブハウスだったけど、今回はステージ上の音のバランスが非常に良くて、演奏しやすかったな。以前に出演した時は、なんだかモワモワしていて、とっても演奏し辛かったんだけど、今回はタイトな感じで音的には気持ちよかったかな。
不慣れなベースアンプも、今回スウィートスポット的なセッティングを発見したので、自分好みの音で演奏出来た。
僕の好みの音は、バンドのアンサンブルの中で鳴っている時にカッコ良い音。バンドで音を出す前に、最高のベース音やギターの音を作り上げてバンドで音を出すと、ほぼ間違いなく、うるさいだけのゴワゴワしたアマチュアバンドらしい音になる。
レコーディングでは、邪魔なところはミックスでカットしてもらえるが、ライブではオペレータ側でカットしても、ステージ上のアンプから余分な周波数が出ていたらカット出来ないし、その余分な周波数をマイクが拾ったりするので、手がつけられない音になるんだよね。
バンドのアンサンブルや演奏場所の広さや天井の高さ、形、壁や床の材質、収容人数を考えて、バンドのアンサンブルとして良い音を出さないとね。
PA側でドラムのキックで低音をかなり出している場合は、自分の低音を控えめにしたり、逆に低音成分を抑えた固いキックの音ならば、ベースで低音を出したりと、考えることは山ほどあるのです。
ベーシストが、俺様の音はこれだ!と構えていたら、ロクなバンドサウンドにならないからね。
プロとアマチュアの差は、聴く力の差とはよく言われることだけど、演奏的な部分はモチロンだけど、音質面での対処に関するスキルも相当違うと思うな。流石プロですね、と思うような人は、音質的な対処を行なっても個性は消えない人かな。プロもピンキリだからね。
というわけで、僕は今回、ベースアンプの低域を大幅にカット。低音感は中低域にふくらみを持たせることで表現することにした。さらに、ボーカルを邪魔する中高域もカット。輪郭を残す為に高域はフラット。
音色の変化は、ベースのピックアップのバランスでコントロールするという方法にした。
ベースだけになる箇所では、若干物足りない感じのする音色だけど、アンサンブルの中のベースの音としては、かなり良かったんじゃないかなぁ。
それに、足りないのを少し足すのは、オペレータ側でもコントロール出来るから、ホールで聴いている分には大丈夫だったんじゃないかな。
そうそう、僕個人のやり方としては、極力モニターを鳴らさないってことがあります。
モニターってのは、演奏者が自分たちの演奏がバランスよく聞こえるように、ステージの方に向いているスピーカーね。
あれはステージの方を向いているから、その音をマイクが拾う。マイクが拾った音がモニターから出てマイクが拾い・・・というループになって、極端な場合はキーンとハウリングが起きるんだけど、そこまでいかなくても、ホール側に出る音が濁ってしまう。
だから、多少演奏し辛くても、極力モニターを鳴らさないようにしてるわけです。
特に狭いライブハウスではね。
立ち位置を変えられない、ドラムやギターボーカル、モニターだけが頼りのキーボードなどはそうも言ってられないけど、ベースの場合は、立ち位置や方向を変えることで何とかなるから、少しでもホール側に出ている音の音質アップに貢献したいところです。
ライブ前は腹ごしらえして、他のバンドのライブを観ながらビールばかり飲んでますが、これでも色々考えてるんですよ〜(笑)。
ここでまた毒を吐いておきますが、下手なバンドほど楽屋にたむろしてますね。
その日やる曲を、楽屋でちょっと練習したりして・・・。今さら遅いよ!と言いたいのをよく我慢してます(苦笑)。
集客が少ない場合なんかは特に、ホールで他のバンドを盛り上げて欲しいもんです。開演後に外に出掛けるとか、有り得ないな。出演者の居場所がないくらい集客したなら別かもしれないけどね。
ライブハウスによって、同じような注意書き(というかお願いかな)が楽屋に書いてあったり、説教されたりするところもあると思うけど当然だなと僕は思います。
幸い、1月7日の出演バンドに、そんなバンドはいませんでした。それぞれ発展途上ではあったけど、いい演奏で、学ぶところがいっぱいありましたね。一番若いバンドは、僕の子供といっても通用するくらいの若さでしたが、技術的には一番上手かったかも。
さてさて、久々に4弦ベースを弾いたわけだけど、4弦ベースは難しい。ナメたらアカン(笑)。
僕の中では、一番弾きやすいのは5弦ベースかな。4弦ベースは、ポジション移動が多くて忙しい! みんなこんな難しいの良く弾いてるな(笑)。
次回のライブは5弦かな? それとも4弦かな? 迷うなぁ。
もうひとつのバンドの曲に関しては、どのベースでも弾けるように、全てのパターンで練習しているから、気分で決めちゃっても大丈夫なんだけど。
Calmdownでは、まだまだバンドに慣れているとは言えないので、しっかりと固まるまでは6弦でいく予定。
今年はまだ、一度もCalmdownでスタジオ入りしていないので、次回の練習が楽しみなような怖いような。ちょっとリハビリ的な練習になりそう。
※ステージ脇に、デジタルカメラを置き、インターバルタイマーをセットして撮影。
三脚を忘れてしまたので、妙に下からのショットになっていますが、この後さらにカメラが上を向いてしまったらしく、僕の後頭部しか写っていない写真が大量に撮影されてしまいました(苦笑)。
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