一昨日は、朝11時くらいから翌日1時過ぎまで、部屋に缶詰め状態で作曲のお仕事だった。ホントは昨年の12月に納品する予定だった曲だけど、CDジャケットのデザインの仕事優先ってことで、締切を先延ばしにしてもらっていたのだ。
ギターで作った簡単なモチーフが1曲分だけあったが、注文は2曲。2曲目は全く何も無いところからスタート。
今回のように、急いで複数の曲を作らなくてはいけない場合は、同時進行で作っていくのがコツ。ひとつの曲に飽きたら、すぐに頭を切り替えて他の曲の作業をする。これの繰り返しで気分転換になるから、限られた時間内で煮詰まって、作業が完全にストップしてしまうのを防ぐことが出来る。
今回は、苦手というわけではないが得意でもない、トロピカルな楽曲の注文。トロピカルな作風での注文はたまにあるけど、あまり興味のある音楽ではないから、そのテの音楽をまじめに研究したことはない。
映画のワンシーンで、映画の音楽としてではなく、完全に背景の一部として鳴っている音楽として聴いたことがあったり、スーパーやローカルなショッピングモールで鳴っているような、どうでも良い当たり障りの無い音楽として聴いたりしたことがある程度。
本物のトロピカルミュージックではないけど、細野さんの『TROPICAL DANDY』(よく見ると、凄いメンツで作ったアルバムだなぁ)は持ってるよ。頻繁に聴くアルバムではないけど、たまに無性に聴きたくなるアルバム。”HONEY MOON“(※リンク先はYouTube)が収録されているヤツね。
本物のトロピカルミュージックは知らないし、細野さんの真似も出来ないので、今回のような注文の場合は、自分流の解釈でトロピカルな味付けをする。
今はネットもあるから、調べてちゃんとした音源を参照することも出来るけど、あまりにインスタントなやり方で音楽を作ると、気付かないうちに盗作になってしまうこともあるから要注意。仕事では命取りになるからね。
そんなこんなで、朝からギターを弾き、ベース弾き、それらを録音して、鍵盤楽器や弦楽器のアレンジを考えてコンピュータにインプットし、終わってみれば翌日の1時過ぎ。
夕方の速めの時間にご飯を食べたから、曲が完成して落ち着くと、妙にお腹が空いて来た。でも、夜中だしやめておこう・・・という気持ちは15分くらいしか持たず、コンビにでドラ焼きを買って来て食べちゃいました(笑)。
作業途中で、ちょっと休憩に、AXNで放映しているドイツのドラマ『トルネード』の最終回を観た。最終回と言っても全4話のドラマだけどね。
面白かったけど、ちょっとアッサリし過ぎかな。もう少し違う展開を期待してたんだけど。う〜ん残念。
ドイツのドラマや映画は、ちょっと注目している。当たり前だけど、アメリカともフランスとも違うテイスト。
今までで一番面白いと思ったのは、『Good Bye Lenin!』。主演のダニエル・ブリュールがなかなか良い感じで、ストーリーも面白い。映像の感じ(コレ結構重要)も好きだな。彼が出ている他の映画も結構面白いから、ちょっと違うテイストの映画が観たいなと思っている方はチェックしてみてね。
さて、今日からまた音楽漬けの日々。
今夜はChickという女性ボーカリストのライブを観に行く予定。バンドの新年会でお会いして、その後何度かライブを観に来てもらったていたんだけど、彼女のライブは観る機会がなかった。で、この度ようやく観れることになった。
聞くところによると、お客さんが思わず涙してしまうくらい上手いらしく、明日のライブは¥2,500という、アマチュアとしてはお高い値段だが、絶対に後悔することはないと太鼓判を押されている。とっても楽しみだ。
その次の夜は、Calmdownの今年初のリハーサル。その次はもうひとつのバンドのミーティング、さらにその次には、もうひとつのバンドのリハーサル。来週にはまたライブもある。
こうなってくると体力勝負だ。甘い物食べて頑張るぞ!
え?食べ過ぎ? でも、ドラ焼きがあと二つ残ってるんだよなぁ(笑)。
※暗くて非常にわかり難いですが、ライブ本番直前のワタクシです。
いつも通り緊張とは無縁。きっちりとビールを1本飲み、直前のウォーミングアップも無し(笑)。
ちゃんと弾けるかな? ウォーミングアップでもやっとこうかな・・・という状態でライブに臨まないようにしてるからね! ま、そこが発表会との違いかな。
「カッコつけて言うならば、「今日のこの瞬間の音を聴いてくれ!」という態度。頑張って練習したんで、良かったらその成果を聴いて下さい」というのとは違う。それがライブじゃないかな。
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