4月半ばというのに寒いなぁ。
暖かい日もあるけど、日が落ちるとやっぱり寒い。夏好きな僕としては、早く気温が30度オーバーになって欲しい。「あっちぃ〜なぁ〜」とぼやきながらでも、やっぱり夏がいい。
CD制作を終えて、少し時間があったので、近所へ花見に行って来た。花見といっても、レジャーシートを広げて酒盛り・・・というわけではなく、散歩しただけなんだけど、その日は汗ばむくらいに暖かく、とっても気持ちよかった。
途中できっちりとタコ焼きとソフトクリームを食べて、お花見気分を満喫。
春の良さって、何と言うか・・・期待感かな。
具体的な計画がなくても、何か新しいことが待ち受けているような感じがして好きだな。
今年もそんな気分が漂い始めていたところだったけど、よくランチを食べに行くレゲエBarが移転する話を聞いた際に、ひょんなことからある方の訃報を聞いた。
信じられなかったし、人違いだと思いながらも、検索してみるとそれは事実らしく、しばらくは放心状態だった。
亡くなられたのは、僕がまだギタリストの頃に”紫のひとみ”というユニットでご一緒させて頂いた、五十川清氏。
始めてお会いしたのは、僕が働いていたライブハウスに出演されていた時だけど、その時は僕にとって雲の上の存在で、「お疲れ様でした〜」と挨拶するのが精一杯だった。
その後何年かして、僕の参加しているバンドがフォーライフレコードのオーディションに引っ掛かり、OWLと対バンすることになった。
僕は、五十川さんが参加していたWARSZAWAというバンドが気に入っていたので、五十川さんがサポートしているOWLとの対バンをとても楽しみにしていた。
そしてやはりOWLは素晴らしかった。
知っている曲は全くなかったけれど、OWLの音世界に引き込まれた。
僕のバンドはというと、オーディションに引っ掛かったとは言え、結成半年未満で、ライブ経験は過去2回という状態の新しいバンド、メジャーで活躍しているOWLとは比べものにならないほど下手だったと思う。
でも、五十川さんはその時の僕のギターのことを覚えていてくれて、数年後に自身のユニットを作る際に声をかけて下った。
それが、”紫のひとみ”というユニットだった。
ヴォーカルには、僕が大好きなWARSZAWAのヴォーカリストだったLes yeuxが参加。
憧れのアーティストだった方とのユニットに参加し、作品を残せたことは大切な宝物だ。
※紫のひとみ@Live Spot RAG
レコーディング作業の間に、五十川さんが買ってきてくれたオヤツを食べながら、Cocteu Twins、David SylvianやManu Katcheの話で盛り上がったりしたなぁ。
Daniel Lanoisのことを教えてくれたのも五十川さんだった。Brian Enoの話もいっぱいしたな。
あの時間がなければ、僕のアンビエントなソロ・アルバムも生まれなかったかもしれない。
近年ご無沙汰してしまっていたこと、こんなにも遅れて亡くなられたことを知ることになったことが本当に悔やまれる。
とてつもなく幅広い音楽性を持つ五十川さんの、ロック側の一部分に関われたことは、僕にとって誇りだし、これからも僕の音楽を支えてくれると思う。
五十川さんありがとう。
最近のお気に入りは、Swissyというアーティスト。
http://www.swissymusic.com/
素晴らしい歌声! 上記URLで試聴してみてね。
“Your Life’s in Rewind”という曲が好き。
久しぶりにジャケ買いで大当たりって感じ。
調べてみると、間もなく来日予定みたい。観に行こうかな。
そうそう! 髪切ったんですよ。
そうは見えないかもしれませんが、エフェクター買えるくらいお金かかってるんですよ(笑)。
生まれて初めて美容人に雑誌を持って行って、かっちょいい外人さんの写真を見せて、「これにしてくれ!」って頼んだけど、何だか違うような・・・。
ま、いいか。
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コメントをどうぞ♪
実はプロとして作品を残していたとは凄いですね!
急な仕事がなければワンマンライブ観に行きますので!
楽しみにしております(^^
>トニー
残念ながら、プロとしてではないんですよ〜。作品も未発表だし。
でも好きな曲なんで、いつか公開したいなぁ。
サユトニーのライブ、準備は順調?
今のところ見に行けるはずなんで、よろしくお願いしますね〜。
[…] This post was mentioned on Twitter by 小川 泰典. 小川 泰典 said: @azuriteLab つい最近五十川さんが亡くなられたことを知りました。京都の専門学校の卒業制作として作られたCDに入っている、WARSZ […]