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京都での一日

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良いライブを観たり、美味しくお酒を飲んだりして、少しずつ精神力が回復しつつある小川です。
これで、もう少し暑くなってくれれば完璧なんだけど。

購入したツールのおかげで、ブログの記事が出先で書けるようになり、自宅での時間が少し空いてきたので、その分を他のことに当てられるようになったのも良い傾向。

先日は、久しぶりに京都まで行ってきた。
CDのジャケット撮影の候補地として、Webや本で確認してはいたものの、結局行かなかった南禅寺へ。
日差しが非常にキツくて気持ち良い日で、蹴上駅から徒歩で行った。
道中の電車の中では爆睡してしまったので、起きてから何だかチョコレートが食べたかったのだけど、駅にも道中にも売店がなく断念。

南禅寺は境内に木がいっぱいあって、整然とデザインされたお寺とは趣が異なっていて、それが何となく良い感じ。
水門は非常に洋風で、本来ならお寺の景観を損ねそうな感じなんだけど、何故か上手くハマっている。

お約束の写真撮影をしてみたものの、今回は非常にゆるい格好で出かけていたので、単なる観光のスナップ写真になってしまった。
頑張って加工してみたけど、リラックスムードは消せなかったな(笑)。
これは、これでヨシ!

南禅寺を出て哲学の道を北上し、銀閣寺方面へ。
銀閣寺を見に行くというよりは、道中にあるお茶屋さんで、甘いものを食べながら休憩したかっただけなんだけど・・・。
観光地とは言え、紅葉シーズンとは違って人も少な目で気持ちよく散歩できた。

京都には8年くらい住んでいたけど、哲学の道をちゃんと歩いたことなかったかも。そういうことを楽しむ気持ちのゆとりがなかったのかも。若かったし、今よりもさらに貧乏だったから。

途中、いかにも!な雰囲気のお茶屋さんに入り、小倉パフェを食べて休憩。やっと甘い物にありつけた。
カフェなんかの小洒落た感じじゃなくて、時代劇に出て来そうな感じの外の席で、時折吹く涼しい風邪に当りながら、小倉パフェなんていう和と洋のミクスチャーなオヤツを食べるのも良い。

甘い物を食べて落ち着いたところで、また歩いて銀閣寺手前まで到達したものの銀閣寺へは行かず、河原町付近まで引き返すことにした。
出町柳まで歩こうと思っていたけど、運良くバスが来たので、久しぶりにバスに乗ってみた。
たまに乗る昼間のバスって、何だかまったりしてていいよなぁ〜。

移動は楽ちんになったものの、百万遍の近辺など、散歩するとちょっと楽しい場所をスッ飛ばしてしまったのは残念。
丸太町で下車し、木屋町をブラブラ。と言っても、開いている店は少なく、開いていてもみるべきものもなくで、ただのんびり散歩しただけになってしまったけど。
昔、木屋町の古道具屋で買ったガットギターをレコーディングに使ったことをちょっと思い出す。

いつもなら、ここらで「スマート珈琲」に行って、ホットケーキかフレンチトーストを食べるところだけど、この日はパスして、木屋町をさらに南下。
洋服屋を覗いたものの収穫なしで何も買わず。
さらに、NEO MARTでブーフちゃんに心を奪われつつも買わず、食べると決めていたデザートを食べにsno:laへ。

ソフトクリームではなく、フローズンヨーグルトってやつなんで、甘酸っぱくて爽やかな味。
日頃不健康な食べ物ばかり食べている僕には、体にしみ込むように感じられた。体に良さげなものだと、体の反応も違うのかな。
気のせいだとしても、単純に美味しかったのでOK。

お店の雰囲気も気取ってなくて良い。
「嗚呼、オシャレなカフェでお茶している俺(私)ってイケテルじゃん!」みたいな奴もいなくて快適(笑)。

おやつ2連ちゃんで、充分甘いものを食べたはずなんだけど、フラリと立ち寄った錦市場で豆乳ドーナツ「12個300円」と出会う(笑)。しかも揚げたて・・・欲望を制御出来ず・・・。
これが、フンワリ&適度なサクサク感ありで感動した。30個くらい食べられそうだったので、引き返してもう1度買おうかと迷ったほど。
でも、そこは何とか足をつねって我慢(笑)。

久しぶりに十字屋の烏丸店を覗いてCDを試聴したりしつつ、四条通を河原町方面に引き返す。
おやつを食べる時にちょろっと座ったくらいで、本格的には休憩していなかったので、晩ご飯の前に一服することにして珈琲を飲む。
節約のためチェーン店で我慢。

特に具体的な食べたいもののイメージもなく、木屋町方面へ行き、目の前に現れた飲茶のお店へ。これといった特徴や売りがなさそうな感じだったけど、味と値段のバランス、量が馬鹿みたいに大盛りだったり、気取り過ぎなくらい少なかったりすることもなく、色々と食べて楽しめた。

一日食べ通しで、もう飲み物も食べ物もいらん!という感じではあったけど、何となくもう一軒寄りたい感じだったので、20歳の頃から時々行っているBARへ。

常連だったわけでもないし、数えるほどしか来ていないはずだけど、もの凄く好きな店。ソウルミュージックの魅力に気付かせてくれた店でもあるし、僕の中ではかなり大きな存在感を放つ店。
マスターは今も現役バリバリの感じで、何も変わっていないように見えた。

雰囲気としては硬派な部類に入ると思うんだけど、だからと言って肩に力を入れなくても受け入れてくれるところがいいんだなぁ。
その懐の深さが、さらに男前な感じで良い。
好みが別れるところでもあるし、あまり人を連れていかない店でもあるかも。

この日も飲んだのはマイヤーズソーダ一杯のみ。サッと頼んでしばらくソウルミュージックとお酒を楽しんで、サッと帰る。それでOK!
帰りが遅くなったけど、最後のシメが良かったこともあり、ご機嫌な一日だった。

まだまだ心は病んでいる感じだけど、随分マシになってきた。

では、また〜。

 

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